「はじめに言葉ありき」が最大の特徴。1曲ごとに完結したストーリーを持ち、それまでは演歌という限られたジャンル特有のものだった「1人称のおんなうた」の概念をはじめて他のフォーマットに持ち込んだ功績は大きい。 ワーグナーの総合芸術論を理論的背景としてバンド活動を行っている為、他メディアとの連動を、常に念頭に置いた作品作りがなされている点も見逃せない。もう少し俗世間的に言えば、全作品がタイアップ狙いという、レコード会社や広告代理店が聞いたら泣いて喜びそうな制作スタンスなのだ。実現したかどうかはともかく、代表曲を列挙すると「あんなに反対してたお義父さんにビールをつがれて」は発泡酒メーカー、「好きな男の名前腕にコンパスの針でかいた」は文具メーカー、「俺のせいで甲子園に行けなかった」は夏の全国高校野球大会とのタイアップを前提に書かれている。勿論、音楽性には特に観るべきところはないが、これは才能の欠如によるものではない。「政治に全く無関心であることで、積極的に政治に参加する」というスタンスを音楽でも実行しようとしている事の決意表明と受け取って頂ければありがたい!

1994

ACKY と Sinner-Yang を中心に結成。

1996

1st アルバム「メロ」発表。局地的にインディーズとしては異例のヒットをする。

ACKY の実父が「 NHK のど自慢」出演。結果は鐘二つ。

1997

三池崇史監督映画「ブルース・ハープ」出演。劇中で「必ず同じところで」を演奏。

メジャー・デビュー・アルバム「代理母」発売。

1999

アルバム「音楽ぎらい」発表。ACKY が川村結花氏に詩を提供。

第二の「夜空のムコウ」を目指すもあえなく頓挫。

2000

Sinner-Yang 世田谷の一等地に一戸建て購入。

8000万円のローン返済優先の為、活動を自粛。この頃からライブも年1〜2回となる。

2003

時折バックバンドも勤める、師匠田口トモロヲ氏の初監督映画「アイデン&ティティ」に

ACKY と Sinner-Yang チョイ役で出演。

2005

活動の減少と反比例する認知upに,あらためて「カルト」とは何かを考えてみたりする。

2006

恵比寿リキッドルームや、渋谷O-EASTなどで時たまライブ。

2007

新年早々、久々のワンマンライブを行い、新曲もリリース

夏にフジロックに出演